6/25

脳のキャパがマジでない。マジでないので学んだことをすぐに忘れてしまう、脳の片隅にはあるので「あれ、あれだよ」とずっと思っている。助けてくれ!この解決法はやっぱり今日学んだこととか思ったことを地道に記録して行くしかない。でもさ、ここに記録していったとして思い出せないほど多くなったら意味なくないか??基本Evernoteにまとめているから、元会社が倒産してアプリが消えたりしたら本当に一巻の終わりである。やっぱりメモだ、時代はメモ。こんなインターネットは終わり。

 

「みんな割と私のことが好きだよね」と思いながら最近どうにかやってる。どっちかといえば、「まあ私は私好きなので、なんでもおっけーです」みたいな感じか。誰かに評価されているかは基本私には関係ない。誰かの基準で生きるのだるいので適当にやっています。迷惑とかかけたらごめんけど傷つけなきゃいいやと思う。

 

記事のための学びウィーク。本当にずっと調べ物をしていた、周りは超忙しそうだったけど追求意欲と失礼にならないようにという考えが脳を占めていたので、すまん!と一回思って終わりにしました。すまん!二回目

 

fnmnl.tv

Nonameのあり方はとても素敵だ。だけど思慮深い方がいつも自己を犠牲にして謝って、その先に何があるのだろう。ただ人が考えを改めるのには時間がかかる。

 

〜よかった曲〜

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〜今日感銘を受けたもの〜

社会学の文脈で使われた「ロマン主義」が「みんなが同じ文化を共有することで、同じ共同体を持つことができるようにする」みたいな意味を持っていたこと。

・フィービーの新譜が限りなく良いことを再確認。「What's in my bag?」でLala Lala紹介してていいよね〜〜ってニコニコしました。

ヴァージニア・ウルフの死に方

・必要なのは争いではなく方向修正だと言う意味で極右も極左もマジで間違えている

 

〜今日悲しかったこと〜

昼に食った生姜焼きがビミョウ

 

〜学び意欲〜

・アーサーラッセルとクィア

https://wesscholar.wesleyan.edu/cgi/viewcontent.cgi?article=1211&context=etd_mas_theses

 

・これだ、と思った絵

www.artnet.com

 

・ワイズ・ブラッドの元になった『賢い血』

・『灯台へ

・イかれた小説を読む

6/21

毎朝胃が痛いのは毎日ここにいたくないと思っているからか、寝起きはもっぱら悪いけれど色々やりたいことは積もっているので午前中になんとか起きる。夜に予定があったのでかなりそわそわしながらLGBTQヒストリーの本を読んだりしていたけど身が入らない。

前の日に読んだ『パンクtoポスト・パンク』が面白すぎてそっちに目がいく。全部がインタビューで構成された本の冒頭にあったJohn Lydonのインタビューが金言ばかり。音楽の知識が豊富な彼がパンクの形態を選んだのは「向こうが俺を選んだ」からだというのはあまりにもかっこよすぎる。自分たちの真似をするバンドに「曲は了見が狭かった。安直すぎた。そしてどのバンドも似通いすぎていたし、同時に互いをライバルだとみなしていた。」と言っていたけど、そういったくだらない態度から離れたところにいつでもムーブメントはあったんじゃないかとドキドキしたしそのような発言もあった。Sex PistolsThe Clashも好きだけど聴いていただけだったので、読むとそりゃあひとつ頭抜けてただろうという内容に嬉しくなる。「チャレンジは自分に対してだけではなく、聴いているオーディエンスに対しても行わないといけない。彼らの心を開いて、さらに幅広い可能性を受け入れてもらわないといけない。」バカにしてる場合じゃないずーっと。

 

かなりぼーっとしていたら時間になったので家を出る。一年ぶりくらいに買ったジーンズの裾を踏みながらこれ合ってるか??と不安になったけど段々なれた。もう少し時間を大切に使ったほうがいい。

 

謎に速度制限がかかっていてイラつく。Bandcampでいくつか買ったチャリティーの音源を聴きながら吉祥寺に向かう。用があって1年ぶりくらいに会う人と遊んで、最初の30分はぎこちなかったけどすぐに戻ったのがかなりよかった。こういう瞬間いいんだよな。

 

これまでしなかったような話をして、丁度いい酔いの状態で帰ると本当に何にでもなれる気がした。日本語はハイコンテキストでこれを書いている私の文章なんてかなりそうだけど、これはわかる人にわかればいい。多くの人がわかったほうがいいことまでハイコンテキストにして壁を作るのはもうやめたい、誰かを見下げている時、また誰かに見下げられているということを分かっているはずだ。2,3年前までは定職につくことへの重圧は今より強かったよなと思い出して、まだまだいけるだろと思ってしまう。思ってていい、私はミドルコンテキストを目指したい。山奥でパーティーもしたい。楽しんで、抑圧から逃れて、抑圧から解放して、同じ目線でいれたら超最高だ。

 

6/20

誰かのことを否定できるだろうか、多くを見ずにそれでもこれは間違えていると思うのはなぜだろうか。そしてそれが他者と完全に交わらずとも誰かの思想だということに耐えることができるか。

 

昨日までの自分が間違えている可能性があるなら、今の自分が大いに間違えている可能性もある。だけど今信じるものを信じるだけだ。今思う間違えを正そうとするだけだ。その心におごりを入れないようにしている、あなたはどうなんだ。

 

youtu.be

 

sheishere.jp

「気づいた」人間をバカにする態度が何を生んだだろう。あなたも私も一緒に死んでしまおう、普通にあっていたら楽しく話せる私たちが思想で対立して二度と話せなくなるなら、ここでやめてしまいませんか。そう思うときもある。そう思いながらその態度が最適解だとも思っていないちゃんと分かっている。

昨日一昨日と親と差別についての話でもめていた。

自分の感情を認識する前に泣きながら話して怒鳴って私は何がしたいんだと思った。

何事もシンプルに伝えないと伝わらないならそれはクソだけど、わかりやすく話そうとしたとき私は「自分が生きやすい世の中になってほしい」と話していた。一歩外に出ればミソジニールッキズムを感じざるを得ない自分はとにかく生きづらい(これは「気づいてから」の話)。

 

人は人をジャッジしようとする。個人レベルで話を広げるのは悪だと前置きした上で、ジャッジするとき、人はどこかで自分を上に持ち上げている、ということは日常レベルでわかることだと思う。例えばカルチャーの全く違うロリータファッションの人を似合わないと揶揄するような、そういったレベルでもジャッジは自分に都合いいように(「自分はまともな人間である」)つけられる。

ジャッジして、誰かを下であると設定するとき、そこには得をしている人間がいる。経済大国の面構えをしている日本で、非正規雇用の割合が増えている日本で、男性であるということをステータスにしている人がどれだけいるだろう。国が失策に陥っているとき、他国に目を向けさせるというが、今は内側に外側に目がいっている。それぞれで戦ってこちらには火の粉をよこさないでくれという態度。そんなの許せたもんじゃない。

 

そうした構造がある限り、誰しもがその策略の中に押し込められている。構造がある限り私は下の人間だ、そして同時に誰かを踏みつけながら生きている。それは目に見えず、幸い膣に切り込みは入れられないけれど、下の人間としての扱いを甘んじて受けることが美徳のようにされる。

 

留学生がコロナの状況で生き抜くための支援金が成績上位者にしか配られないというニュースがあった。私は留学生じゃない。だけど、「弱者」と認識している対象に対してそういった対応をするなら、女は家庭に従事している割合が多いから支援金を減らそうという動きがあってもおかしくない。もちろん、自分に災いが降りかかるから悔しいのではなくて、明日の自分だと認識できる、当事者だと思えるから泣けるのだと思う。全ては繋がっている、分からないならあんたがおかしいよ。私(性別女)が女であるというだけで不当な扱いを受けてもいいと思っているなら関わることは二度とないです。そして自分こそ弱者だと思って他に目を向けない日本人男性も同様です。だけど信じてるよ、さようなら。

6/16

なんか変な日、空気がおかしい日はたまに訪れて、それがこの日だった。自分がではなくて周りがソワソワしていて移ってしまうような、それも気のせいなような。

 

朝一に「インディ聴いているあなたはすでに政治的」というパワータイトルのエントリを読んだからか、一日中インディペンデントについて考えていた。

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意識するのは最近になってからだったけれど、インディペンデントは大資本への抵抗として存在する選択肢で、それを選ぶ人々はそのことに早々に気づくべきだ。ゴンチャ飲んでもいいけどずっとそれだとあんたの好きな喫茶店潰れてたよ、ってことになりかねない。マイノリティ側を好むからには味方をすることも必要だ。そして大きな話としては、マイノリティな文化がそれとして社会に存在できるように、個人が今の傾向に抗わないといけない。全てはつながっている、政治がクソなら最高の文化は廃れる、今の現状を見ている人ならわかる。

 

同時にインディペンデントって超楽しいから始まるものだとも思う。全感覚菜のステイトメントやモアザンハウスを見ていると時代を読んでカウンターを打つことに意味を見出さなくなったパンクスがしなやかに生きている様にハッとさせられる。

qumomee.toos.co.jp

 

zenkankakufes.com

GEZANがせいじのうたじゃないという時、それは「政治」のうたではないというだけで、政治に取り巻かれた人間のうたである。蔑ろにされてきた個人を個人に立ち返らせるために歌っているんじゃないかな。それぞれが個人を手放した時、ファシズムはそこに滑り込む。個人を失った人から順番に、「愛国者」になっていく。

 

エルキングの連載2本が最高だった。最近はもう、自分の特権に気づけない性別男性とは関わらないようにしようと決めている。だけど友達を失うことをすき好んでしたいわけではないから早く気づいてくれと思っています。

www.ele-king.net

服を買う時メイクをするとき、今この瞬間もルッキズムから逃れられていないんだとしんどくなる。毎日ではないけど着実に蝕まれている、その気持ちを救ってくれるようなコラム。

www.ele-king.net

 

TVODが取り上げていたこともあり久々に大森靖子を聴いてラジオもきいて、私が好きだった頃と何も変わってない、むしろ着実に強くなっていてとても逞しく嬉しかった。久々に会った友達と昔より気が合ってうれしい時みたいな、そんな気持ちだった。ずっと家にいて誰にも見られない状態がなんで良かったんだろうと疑問だったけど、そのフィールドで戦ってないのに見た目で判断される可能性があることがどうしようもなく居心地悪かったんだと聞いていて分かった。別に自分のことも嫌いじゃないしなんでかなと思ってたんだよね。

youtu.be

 

BIGLOVEラジオが上がってて何気なく聴きながら帰っていたら、4月更新のものが流れ出して、そこでかかってたRVGとThe lounge societyが良すぎてなんで気づかなかったんだろうって。かなりテンション上がった。あとはlife without buildingsをよく聴いてた、早くどうにかいい感じになりたいな〜

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日記はすごい

日記はすごい。毎日書こうと決めていた時は日々の濃度を濃くすることに精を出していたのに、書かなくなった途端ぼーっとしてしまう。最後に日記を書いた日から1ヶ月が経っているみたいだけれど、そこからの記憶なんてほとんどないに近しい。

 

変わったことといえば、会社に行くようになったからそれなりに企画を思いつくようになったこと。喋る時に緊張しなくて済むようになったこと。とかそんな感じだ。雑談って大事ですね、時にうざいけどという所感。

 

スクエアに合わせて選ばれる上半期ベスト6の時期がやってきたけれど、5月ほど新譜をチェックしていない自分に気づく。

 

突然原因を翻すけれど、日々に意味を持てないのはもしかしたら日記に関係なく、ここ最近の社会情勢に嫌気がさして常にイラついていることが一番の原因かもしれない。思えば書かなくなったのも、どんな世界に住みたいかという記録を長文で書こうとしてうまくいかなかったからだったし。

 

大概の悩みは誰もが解決できずにもがいていることなので情報を知ることが一番の近道であったりするんだけれど、途中できつくなって逃げようとする癖がある。多くの人にとってそうなんだろうけれど。でも、今進めている企画を考えてもそんなにぼーっとしている時間はなく勉強だって嫌いじゃないしやるっきゃないのです。それは分かっている。分かっているなら突き進め、ということで日記再開しようかな。ちゃんとツイッターにもあげてこ。

5/9(土)

わかっていることは、朝起きたらとりあえず外に出たほうがいいということだ。天気が悪くても雨でもとりあえず出るのが大事。曇りの今日も一旦外に出てコーヒーを買い家に戻る。天気が悪いせいかコンビニにはほとんど人がいなくて変な気分。朝起きたてでジャルジャルかオードリー関連のものを開いてしまうけどこれはやめたいことの一つだ。代わりにTVODとかSlowDanceのmixtapeとか聞こうね自分。

 

朝に集中力がいることをやった方がいいということで、『half of it』から使えそうなワードを拾う作業に入ったけれど、いい作品すぎるのですぐに作品中で語られている愛に付いて考え込んでしまった。あの作品の中では、愛を定義づけるシーンがあるけれど全体として友情と愛情はごちゃ混ぜに描かれている。人によると思うけど自分は恋愛も友情もかなり混ぜてしまうタイプなのでそこに共感する、何で分ける必要があるんだとすら思うんだよな、、

"Love is being willing to ruin your good painting for the chance at a great one."

というセリフがあって、自分だけで完結する素晴らしさを持っていないと恋愛は自己を失うものになる可能性が高いということを改めて思う。

 

映画のジャンルで何が好き?と言われると青春ムービーだと答えるんだけど、『20センチュリーウーマン』しかり自分が人生のどのステージに立っているのかという自問自答ができるのが主たる理由なんじゃないだろうか。

 

昨日届いた『前衛音楽入門』がとかく面白い。何で早く読まなかったんだろう、理論の部分は分かっていないところだらけなので流してしまっているけど。それでも、自分がクラシックとひとくくりにしていた音楽に、今聴いているようなジャンルからの逸脱が度々行われていたという事実に胸が高鳴るのを感じた。

 

久しぶりにMournの良さに目覚めて聴いてた。ギターとか超シンプルなんだけど構成からか他にはあまりない感じなんだよな〜Mourn、Sorry、King Kruleを掘っていったら自分の最適解が見つかる気がする。

 

いつのまにか三権分立が習ったものと違う形になっていて何度目か分からない勘弁してくれよ、、がもれた。空気感染しやすい日本人には発言することがイケてると思わせる必要があるんだな、それはそれでしんどいぜ。

 

5/8(金)

もう金曜になった、早すぎるのでは。どことなくぼーっとしながら単純作業だけをこなす日。BGMにかけていたTVODの共感性の回が面白すぎる。4人の感性がそれぞれ違ったり一部だけ重なっていたりしながら、基本的にTVODのふたりが自己開示をして理解していこうとするプロセスが好きなんだと思う。「自分のことを分かってほしいとか思う?」という問いに「そんなの思うわけないじゃん」と軽やかに返すところは笑ってしまった。分かってくんないかな〜〜って思ってたのでね。分かってもらえるわけねーじゃん!つって、ほんとそう。

 

昼ごはん買いがてらshelfから届いた写真集とマガジンを郵便受けから取り出す。ほとんどこの瞬間のために注文しているかもしれない。ティッシュというドイツのファッションZINEはテーマに「性をタブーとしてみなさない」というコンセプトがあるんだけれど付録でアダルトグッズみたいなものが付いてきててウケてしまった。何に使うんだあれ。

 

何をするにも「私だとリアリティがなくてだめだ」と思う。ここでいうリアリティは特定のものに対する知識と経験とそれに基づくリスペクトのことだ。そこを気にしだすと私はどこにも行けないのです、生粋じゃないからね。とっとと乗り切らねば。

 

多くの考えが頭の中で留まっていて、言葉に表すことが難しい。もしくは性格上それが完璧なものでなければ伝えるべきではない何てことすら思う。だけど完璧を待っていられるほど時間は無限に存在しない、それは知ってる。「前衛音楽入門」が届いたから日曜までにはJerskin Fendrix書き終えるぞ、、