Rock Against Racism (月)

在宅ワークに変えてから2週間くらい?経過したタイミングで「クリスの部屋」というチャンネルで在宅ワークを効率よくやる方法が紹介されているのをみた。その方法に沿ってやったので今日はかなり調子よく作業を終わらせることができて本当によかった!明日からも安泰な気がする。ポモドーロテクニックもずっと使ってたけど休憩の5分にスマホ見ないようにするだけで大分違った。

 

朝と夕方に作業するようにしたので、昼はアップリンクでやる予定だった「白い暴動」の配信をみた。とにかく凄まじい。移民をイギリスから追い出そうとするNFという白人至上主義の運動に対抗する形で生まれた「Rock Against Racism」は、音楽を軸に白人も黒人も一緒にレイシズム・ナチズムと戦おうという運動だ。労働者階級の若者が自分たちの問題をそのまま差別の思想に持ち込まざるを得ない状況が作り込まれているのがわかって、これまさに今自分がいるところと似てる現象じゃんと気づく。NFを支持するエリッククラプトンに対して、黒人の音楽にルーツを持つブルースのミュージシャンでありながらNFを支持することは文化を搾取することだと言う、私はこれをとても真っ当だと思います。恩恵だけを受けようとするなんて間違えてる。リスペクトはどうした?

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当時のパンクキッズが簡単にNFに流れたように、元々の文化関係なく人の思考がハックされてしまうということが本当に怖い。真っ当なアーティスト、批評家であれば、文化の根源を辿っていくことでレイシストになれるわけがないと思ってしまうんだけど、実際にそうではない人が多数いる状況、こんなことがあっていいのだろうか?

映画の中盤で出てくるSham69は白人の苦悩を歌うことでNF支持者のファンがたくさんついているんだけど、ジミー自体は差別を全く支持しておらずその葛藤に悩まされるシーンがある。最後のRARフェスティバルでジミーはスティール・パルスと一緒にジャムセッションを行うことで差別にノーという態度を示すのだ。

この映画で取り上げられるものは、とても過激で一見今よりも差別がひどかった時代の話かのようにとられるかもしれない。だけど最後にもあるように、この闘いはまだ終わっていない。ネットにフィールドを映した差別主義はまだまだその息を続かせるだろう、これまでの運動家たちが長い間かけて築いてきたものは続けなければ絶えてしまう。終わっていないんだよ。「レゲエは全ての人のための音楽だ」というMATUMBIの目を見てくれ。自分の手で変えることができるんだというメッセージを、この映画は与えてくれる。

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書こうと思っていたテーマの記事が他の媒体から発表されていて、自分の行動の遅さに霹靂とした。なんかうまくいかねーな。いろんな場所にいけないことで不具合が生じてる。でも自分は自分のできることをやるだけだ、とりあえずは。

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てか作業BGMをyaejiにしたら超良かったんだが

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あと前はまるでピンとこなかったWeyes Bloodが最近超染みるのは、違う次元の音って感じがするからなんだろうか

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こんなに素晴らしい別れはない、「さよなら たりないふたり」。全部がアドリブっていうのも本当にすごいんだけど、後半の弱者ではなくなったことに悩む山ちゃんを汲み取って感情を吐露させるところが本当にすごいよ、そんな本来は二人の間で完結されるような優しさをみれて感動した。

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